この度の東日本大震災により、大勢の方が亡くなり、また多くの行方不明の
皆様がおり、心から御冥福をお祈り申し上げると共に、津波または福島県の
原子力発電所による被害で、第二、第三と言われる、未曾有の震災を余儀なく
され、被災された皆様に対しまして、心から御見舞申し上げます。
4月27日に全国環整連の臨時理事会が招集され、この度の東日本大震災の
一連の活動状況が報告されました。
当初、第一時の無償救援活動ということで、関西地域の比較的大きな組合が
中心となり一時対応とし、今後は支援が長期化することから、近県の皆さんによる
対応とのことで、私ども新潟県は支援体制を4回程組、新潟県からの緊急車両の
許可証もいただき、出動のスタンバイこそしましたが、いづれも2日前になって、
宮城県の地域現場からキャンセルがきてしまったということで、なにもお手伝いが
できなく、大変申し訳なく、また残念であり、複雑な心境であります。
新潟県の中越地震と中越沖地震の2回にも渡り、助けて戴いたという経緯があるにも
拘らず、新環協として支援ができなかったということだけが、残念でなりません。
後日、地元の業界から詳細を聞くと、現場と行政間の連絡がうまく取れず、そこに
全国の業界との調整ができず、新潟県の場合、キャンセルとなってしまったとの
ことであり、現場では1日も早く対応してもらいたいという声があっただけに、大変
複雑な心境であります。
今後は液状の支援だけではなく、固形ごみの対応もあることから、何か少しでも
できればなと感じております。